_県民性鑑定
【大阪人VS岩手県人】
タレントが知事になったのは、東京も大阪も同じです。しかし、大阪の横山ノック府知事の退陣劇はあまりにお粗末な話で、選挙民の大阪人は皆んな顔をタコのように赤くしたといいます。
これも大阪人特有のユーモアかなと思いたいところなのですが、府知事となれば生活に直結していますから、冗談ごとでは済まされない話です。ただ、大阪人には反政府的、反官僚的な体質があって、あまり行政を当てにしないところがあるようです。
それに比べて、岩手県人というのは政治に関心が高く、山口県人と並んで総理大臣を多く輩出している県でもあるのです。山口県の場合は、明治維新の立役者ということもあって、その席も役得といったところがありますが、岩手県人の総理大臣は五人で、東京に次いで全国第三位なのです。岩手県人は粘り強くて逞しいと言いますが、そうした気質が政治家にも表れているということなのでしょう。
大阪人は政治家を選ぶにしても、半分皮肉や冗談が混じっているところが見受けられますが、岩手県人は真面目で倫理観がありますから、自分たちの代表を選ぶにしても冗談など入る余地はありません。もしかしたら何かやってくれるかなといった漠然な期待ではなく、これこれをやってくれる人というように、その期待ははっきりしています。まず、横山ノックといったタイプは政治家として出てこない風土といえるでしょう。
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