_県民性鑑定
【新潟県人VS高知県人】
日本酒の消費量ナンバーワンは新潟県人、かたや酒好きの日本一は高知県人、この両県人が酒を飲みだしたならばどうなるのだろうか。
仕事柄、物書きには酒飲みが多い。というよりも酒が好きなもので物書きくらいしか仕事がないということか。とにかく顔を合わせれば、「とりあえず一献」ということで酒場に足を踏み入れ、そのまま明け烏がカァカァと鳴くまで、だらだらと飲み続けるのが習慣になっているのがこの業界です。
豪快に飲むのが九州男児で、とくに鹿児島県人の意地を張ったような飲みっぷりはすごい。ぶっ倒れるまでグイグイいきます。大阪人は周囲に気を配りながら、それでもマイペースに飲む習性があります。東北人も酒は強いですが、青森県人はグチっぽくなる傾向がみえます。秋田県人は粛々と静かに飲んでいます。酒の飲み方一つにもいろいろと県民性が現れてなかなか面白いものがあります。
そしてデーターにも表れているように、最後までみっちりと飲み続けていくのが新潟県人です。注げば注いだだけ飲めるという、それはウワバミのような飲み方です。高知県人はといえば、酒のすすめ方がとても上手で、相手を酔わせながら自分もぐびぐびと飲んでいく感じがあります。
こんな両県人と一緒に酒を飲んだらたまりません。終わりがないような飲み方をしますので、翌日は仕事を休む覚悟で飲まないとついていけないところがあります。それにしても両県人が仲良くなって毎夜飲み歩いたならば、まず身体を壊すか財産を飲み干すか、どちらかではないかと思われます。酒飲み相手の相性としては最悪かも知れません。
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