_県民性鑑定
【山梨県人VS愛媛県人】

愛媛県の松山市といえば「坊ちゃん」で知られています。だからといって二〇〇〇年にオープンした野球場の名称が「坊ちゃんスタジアム」というのは、何ともお国柄が出ていて笑うに笑えないものがあります。
確かに高松を舞台にした夏目漱石の名作から、その名を採ったことは理解できるのですが、いつまで「坊ちゃん」におんぶしていれば気が済むのかと、その進歩のなさに将来の危うさを感じてしまいます。
交通網の発達によって、日本はますます狭くなっているといいますが、恵まれた地域とそうでない地域との格差は、まだ歴然と残っております。四方を山で囲まれた山梨県などは、土地の恵みが少ない分、その苦労は大変なようです。
しかし、「人は石垣、人は城」と歌われるように、山梨県人は人とのコミュニケーションを大切に育てるところがあって、積極的にニューメディアを採り入れる先進的な感覚を持っているのです。
たとえば、ケーブルテレビの普及率は日本一ですし、それに伴う情報量の多さも全国一位です。これから始まるIT時代に備えてさまざまな計画も立てられ、いずれ情報基地としての山梨県となるかも知れません。こうなると恵まれた土地が果して良いのかどうか、疑問の出るところです。それぞれの特色を出し合いながら、大いに交流を重ねていきたいところです。

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