人柄診断  【広島県】
広島県人は、ずばり淡白で楽天家です。
とても人当たりがよくて、すぐに仲間に打ち解けることができるのですが、その反面、少しでも意見が合わないと、その場でサッと姿を消してしまうようなわがままなところがあります。言い換えれば、どこにも束縛されない自由人ということもできるのですが、自由人と名乗るにはどうも責任感が薄いように思われます。
これは江戸時代から各地へ出稼ぎに出たり、行商に行ったりと、気楽に外へ出ていける腰の軽い気質が残っているからと思われます。
そのふらふらとした定着しない気質は、地元のプロ野球球団に対する応援を見てもわかります。優勝を掛けて戦っているような成績のときには、群を成して球場に駆けつけ、熱い応援を送りますが、負けてばかりだとがらりと態度を変えて、閑古鳥が鳴いているような球場になってしまうのです。
早い話が、非常にあきらめが早くて、移り気だということです。物ごとに対する執着心が薄く、「絶対に」「どうしても」という追い込みが足りない。たとえ言葉で言っても気持ちがついていかないのです。
《○》しかし、頭の回転は早く、呑み込みも早いという特技を広島県人は持っています。その上、身が軽く行動力があります。思い立ったらすぐ実行してしまうのです。広島県人は早くからアメリカなど海外へ移住した経験があり、そのノリの良さと身の軽さは、伝統的なものといえるでしょう。
《●》ただし、あまり物ごとを深く考えませんので、ほとんどが行き当たりばったりといった思いつきでしかありません。先をじっり読み込んで行動するというパターンではないので、いつでも結果がまちまちです。とはいえ結果は結果としてクールに捉えていますので、あまり気することがありません。
有名な広島県人は、ギターを抱えた渡り鳥的なところがあるのか、大物ミュージシャンが目立ちます。兄貴的な存在で若者に人気のある矢沢永吉を筆頭にして、いまや日本の音楽の仕掛け人となった奥田民生、吉川晃司、浜田省吾、世良公則などがずらりと顔を揃えています。

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