人柄診断  【奈良県】
奈良県は京都に並ぶ日本有数の古都です。その輝かしい伝統と、温暖な環境に恵まれてしまったせいか、「奈良の寝倒れ」と陰口を叩かれるほどに、のんびりと優雅な気質になってしまいました。
これはイメージでしかありませんが、どことなく奈良県人というのは、古の貴人といいますか、歴史に裏打ちされた品の良さを感じさせてくれると同時に、何か田舎くさいものも感じさせるものがあります。
奈良県人では、元横浜ベイスターズの駒田徳広選手をモデルにしてみるとわかりやすいかも知れません。彼は満塁ホームランを打つことで有名ですが、これは天性の素質であると思うのです。
しかし、バッティングに関しては意外に淡白なところがあって、チャンスのときに大空振りをするといったことも多いのです。どこかで奈良県人の気質が出てしまうというのでしょうか。何か緊迫感に欠けるところがあるのです。球団から戦力外追放を言い渡されたときも、まるで他人ごとのように、「ああそうですか」で済ませてしまうといったのんび屋でもあります。
《○》奈良県人は、性格的に温和であり、優しい面もありますので、とても人に好かれやすいところがあります。それに奈良県という歴史的な土地柄から、他県の方たちも修学旅行などで一度は訪れていることもあって、初対面であっても話題になりやすいという利点があります。
《●》奈良県人は、辛抱努力というよりも他力本願的な気質があって、自分から進んで問題を解決しようというガッツさがありません。これは多分に相手のことを考えてしまうといいますか、そこに優しさが変に空回りして「まあいいか」になってしまうようです。
ただし、他力本願的ではあれ、とても計算高いところがあって、相手に結論を導き出させる手腕は並ではありません。自分から強圧的に、「こうしなさい」とは言わない代わりに、自分の期待する結論にいつの間にか導いていくのです。これは長年培ってきた古都・奈良県人の生き残りの知恵なのかも知れません。

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