人柄診断
【栃木県】
これといって特色のないのが「特色」だ、と言われているのが栃木県人です。本当にそうなのでしょうか。
私の友人に栃木県出身の観光ガイドさんがいます。観光ガイドさんといっても、南アメリカのペルーでガイドをやっているという変わり者です。南米産の蝶々を追いかけているうちに、すっかり気に入って定着してしまったそうなのです。
その彼が言うには、栃木県人は素朴で正直者ということです。ただ、シャイで社交上手ではないところから、「とっつきにくさ」があるようです。とくに初対面の人には警戒するクセがあるようで、相手の正体がわかるまでは心を開かないといいます。
というよりも、そっくりそのまま彼に当てはまる答えなので笑ってしまいます。実際に彼と仲良くなるまでには随分と時間がかかりました。しかし、一度気心がわかってしまうと、非常に積極的にお付き合いを始めてくるので、その落差にこちらがビックリするくらいでした。
栃木県は、同じ関東圏にあっても千葉県や埼玉県のように隣接していませんので、何ごともワンテンポ遅れる傾向にあります。通勤圏というよりも出稼ぎ圏に近く、かといって日帰りできない距離ではありませんから、気分的に中途半端です。
有名人のなかでも、出稼ぎと通勤の両刀遣いで、東京とコンタクトを取っている人がおります。たとえば、可愛いタレントの小田茜とか、作家の立松和平などが挙げられるのではないでしょうか。
とっつきにくいといえば、元プロボクサーのガッツ石松、お笑いタレントのつぶやきシローなどがおります。外見的にはそう見えても、仲良くなれば最高の友達になってくれそうな方たちです。
《◎》栃木県人には、つまみ食いといいますか、ちょこっと中央に顔を出してはすぐに戻ってきてしまうという、内弁慶みたいな気質があります。臆病な性格というよも、むしろ無理をするのが嫌いなタイプなのです。そのため人と深く接する必要がないところから、とっつきにくいというイメージが出来上がってしまったような気がします。もう少し腰を落ちつけて人と接することが必要に思われます。
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